Ultra Fine Bubble
未来の水、ウルトラファインバブル。
045-225-9930
7年の歳月をかけて製造器を発明しました
ナノバブル(ウルトラファインバブル)は、これまでシャワー等で利用されていたマイクロバブルとは異なった特性を持つ事が発見されました。
マイクロバブルは時間がたつと水上に浮いて消滅してしまいますが、ウルトラファインバブルのサイズ(インフルエンザウイルスと同等の目に見えない大きさ)になると、泡が電化され、マイナスイオンのような性質を持ちます。水中では、その小ささからブラウン運動をし、泡が浮いてくる事がありません。水中に含まれたナノバブル泡は、1年2年と水中に残るのです。これだけでも、これまでの空気の常識を越える性質を持っている事を理解していただける事でしょう。
この特殊な性質をもつナノバブル(ウルトラファインバブル)は、現段階で、
1)泡で汚れを落とすという洗浄効果
2)水中に酸素を十分に含ませ野菜や生物を成長差せる成長促進効果、
3)電化された空気が水中内の各種菌との接触により除菌・消毒を行う効果
など、さまざまな効果が発見されています。
これら効果に着目しているのは学者だけではなく、経済産業省でもファインバブル、ウルトラファインバブルを経済の活性化に役立たせようと積極的な調査、活用の推進を行っています。
研究開発者 談話
洗剤が汚れを落とす原理を、極めて微細な泡を設備と汚れの隙間に潜り込ませる技術で実現する。
そのためにはこれまでの常識では考えられなかったレベルの、小さなとても小さな泡を、安定的にしかも短時間で作らなければなりません。新しい技術を開発し、繰り返しの実験結果の末、今までにないレベルのナノバブル製造機が完成しました。
既存のナノバブル製造機は1ℓを製造するのに数時間かかったり、10ℓ製造に12時間かかりました。
しかし当社製品は、それぞれ6ℓ/分と20ℓ/分ものハイペースで製造可能です。現段階では、最高レベルの密度と速度のナノバブル製造を実現させました。
業種によって得たい効果が変わります
工業・工場での活用
洗剤を使わない洗浄方法。CSRの一環としても活用できます。
NEXCO西日本では、2016年にトイレの清掃をこれまでの洗剤を利用していたものから、ナノバブル水のみに変えました。洗剤を利用する場合、
1)水をまく、2)洗剤をまく、3)ブラッシング、4)水で洗い流す という、最低でも4工程が必要でした。
この工程が、1)水をまく、2)ブラッシング のみと、大きな効率アップを果たしました。
また、洗剤を水で洗い流すには、多くの水を必要としますが、この過程がなくなった事で、水の使用量が1/10になったとの報告があるほどです。当初、福山市のSAで実験的に行い、現在は多くのSA,PAでナノバブル水での清掃を行っているようです。
これは、ナノバブル水の洗浄効果と除菌・消毒効果を活用した例になります。
トイレの水としてナノバブル水を活用
すでにいくつかのメーカーで実際に運用されているのが水洗トイレの水にナノバブル水を利用するケースです。
通常の水ですと、尿が徐々に徐々に陶器にこびりつき、ひどい場合だと水の流れに沿って汚れのラインができてしまうケースなどがあります。便器全体に水を流す技術が必要になりますが、ナノバブル水のみ流せば尿のこびり付きをなくし、さらには汚れた部分も洗浄効果で洗ってしまう効果が期待できます。
トイレ利用は、多くの施設において課題になっており、実証実験を始められているところ、実際に導入されているところが多くあります。
工場の排水にウルトラファインバブル水を活用
工場等で一番の課題。
それは排水路に油やその他の物質が徐々にこびりつくという問題です。現在は、界面活性剤(洗剤)を利用して排水路の不純物を排除するケースが多いのですが、これはそのまま環境問題に直結しかねない問題となります。大手メーカー工場で、排水に洗剤が多く含まれて垂れ流し・・・となると、企業イメージの低下は避けられません。
排水時にウルトラファインバブル水を流す事で、先のトイレの事例同様、徐々に排水路の洗浄を、『水』のみでできてしまいます。もちろん工場で利用される成分にも寄りますが、親水性のものであればスムーズに、そうでない油分も泡の力で徐々に油汚れを浮かせて汚れを落とす効果が確認されています。
『水のみで洗浄』。これは企業のCSRとして、社会に強烈にアピールでき、事実社会に貢献できる内容だと考えます。
農業分野での活用
収量が増える
さまざまな実験でも報告がされているのですが、残存酸素濃度の影響などから、成長が早まり、単位期間による収量が重量ベースで最大200%増まで計測されたケースがあります。
また殺菌効果により水が腐りにくくなり、水耕栽培の場合にプラス効果が大きく出ています。同様に土壌を改善する効果もあるようで収穫できる期間が長くなったという報告もあります。
農業でのメリット
農業でウルトラファインバブル水を活用した場合の効果の例。ただし、口頭ベースでの報告や定量的なデータのないものもあります。
- 収穫量が増える
- 収穫期間が長くなる
- 成長が早い(=短期間に大きくなる)
- 水が腐りにくい
- 作物が元気になる
水産業での活用
単位面積あたりの出荷数倍増
養殖をしている水槽にナノバブル水を利用することで水がキレイになることがわかっています。水がキレイになる理由は、不要なバクテリアを殺菌しているためと思われます。その上で、酸素濃度が高まることで魚類等の成長が早まることが確認されています。
密度が高まる謎
実験の段階で、水1tあたりの育成数は魚同士の喧嘩等があり、一定数を上回らないよう設定します。ナノバブル装置を使った水槽では、水の性質の影響なのか喧嘩の数が激減し、1tあたりの育成密度を2倍まで高めることができました。これはすべての種類に適用できるわけではないと思いますが、メーカーテストの際にこのような結果が得られ、追跡調査を進めています。
家庭での利用
洗浄効果と健康にプラス
ナノバブル水の洗浄効果により、例えば食器の洗浄、洗濯機の効率アップなど、汚れを落とす効果がアップします。また、お風呂にマイクロバブルを作る装置が流行ましたが、類似効果が得られます。
例えばこんな使い方
一軒家やマンションで、オールナノバブル水に。トイレの水洗はキレイに、台所の排水も汚れにくく、またお風呂のカビ系も付着しにくくなると期待できます。ナノバブル水に生鮮食品を付けるだけで、鮮度が長持ちするというデータもあり、生ものの保管にもプラスになるでしょう。一説によると、ナノバブル水を飲用すると免疫力が高まると主張されている方もいらっしゃいます。掃除が減り免疫力が自然と高まる、すごくないですかね?
泡の大きさの違い ウルトラファインバブルの細かさ
Ultra Fine Bubble
ウルトラファインバブルは、数十nm~1umのサイズです。ウィルス1つのサイズに該当します。当然目には見えませんので、水も無色透明になります。水中ではブラウン運動をし数年にわたり残存することも。
Micro Bubble
1um ~100um のサイズの泡をマイクロバブルといいます。スギ花粉や黄砂のサイズです。
水中では白濁し、目視は可能。
ゆっくりと上昇し水中で消滅します。
Milli Bubble
100um以上の大きなサイズの泡をミリバブルといいます。
目視で可能で水面に上昇します。
水面で破裂しなくなります。
いわゆる通常の泡の小さめのものです。
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